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ハワイアン航空、アメリカ運輸省による羽田枠の配分決定でコメントを発表

ハワイアン航空は、アメリカ運輸省(DOT)が2020年にアメリカ側に配分される羽田枠を各エアラインに配分したことを受け、2020年夏スケジュールより羽田~ホノルル線を増便することを発表しました。

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同社のPeter Ingram CEOは、新たな羽田枠の獲得により、JALとのコードシェア便で日本各地との接続が拡大することから、新たな地域を含めサービスの質と量を向上できるとしています。また、ホノルルまでのオプションが増え、自社のハワイ流のおもてなしが人気となることを楽しみにしているとコメントしています。

現在同社は羽田~ホノルルを週11便、羽田~コナ線を週3便運航しており、来年夏スケジュールからは更に週7便が加わることになります。

これまでを振り返るとハワイアン航空は路線申請において、羽田~ホノルル線を3往復希望しましたが暫定配分では、1往復の配分という結果を受け、DOTへ異議を申し立てを行いました。

内容は、東京-ハワイ市場が東京-ロサンゼルス市場よりも大きいことを指摘し、既に複数便ロサンゼルス線が運航されていることから同都市への枠は必要なくホノルル線に配分されるべきとし、ロサンゼルス線からホノルル線に再配分された際は、JALとの共同事業による効果を期待できることから、同じくホノルル線を申請しているデルタ航空ではなく、自社に配分されるべきと主張しました。

しかしながら上記主張は棄却され、最終配分において暫定配分通りの1枠を獲得するという一連の流れになります。

ハワイアン航空は、11月26日から福岡~ホノルル線を週4便で開設する予定としており、今後も日本線の拡充が進みます。なお今回のコメントにおいて、成田からの路線移管等の話題には触れられていません。
画像引用:Hawaiian Airlines

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