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川崎市、羽田連絡道路の建設が東京オリンピックに間に合わない見通しを公表

川崎市は、研究機関が集積されたキングスカイフロントと羽田空港を結ぶ予定の連絡道路建設工事が当初の予定から遅れ東京オリンピックに間に合わない見通しを明らかにしました。

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画像引用:川崎市

羽田連絡道路は、多摩川に約600mの橋を架けキングスカイフロントと羽田空港跡地地区との連携を強化し、2020年を目指した一体的な成長戦略拠点の形成を支えるインフラとして、国や東京など関係機関と連携、協力を図りながら整備を進めているものになります。


画像引用:川崎市

しかしながら工事を進める上で、想定以上の河口部における土砂の堆積や台風の襲来等による作業の中断、地盤の影響による橋脚基礎打設の施工効率の低下などにより、工事の遅延や増額要因となる事象が発生しているとし、完成予定を2020年度内へと変更するとしています。

今回の工期の延期で川崎市は、東京オリンピック開催による恩恵を最大限受けることができなくなる事が予想され、同市を海外へPRする絶好の機会を逃すことになります。
川崎市は、空港を中心とした一体的な成長戦略拠点の形成を支える重要な路線であり、今後も気象などの影響を受ける可能性はあるが、早期の効果発現に向け一日も早い開通を目指すとコメントしています。

なお、羽田空港跡地地区の第1、第2ゾーンの開発は予定通り進んでいます。

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