エアバスは、ポルトガルのチャーター専門エアラインであるハイフライ航空へA330-900neoの初号機を納入したことを発表しました。
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画像引用:Airbus
A330neoは、A330とA350の技術を融合させた新世代の航空機で、ロールスロイストレント7000エンジンを搭載し従来の機体に比べ1座席あたり25%の燃費向上を実現しています。
また、個人スペースを多く確保する取り組みのエアバスエアスペースキャビンが採用された機体となります。
ハイフライ航空は当初6月の受領を予定していましたが、エアバスの納入遅れにより受領時期が延期となっていました。
A330neoの納入遅れは、ハイフライ航空に限ったことではなく、多くのエアラインにも影響が出ており、既に日本路線への投入を開始しているタイエアアジアX・エアカラン、今後投入予定のデルタ航空も当初の予定よりも遅れたスケジュールで納入される予定となっています。
同社のA330neoは、2クラス371席仕様(ビジネス18席席、エコノミークラス353席)となっています。
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画像引用:Airbus
ハイフライ航空は、10機のA330neoを発注しており、2019年は2機の受領を予定しています。初号機は傘下のハイフライマルタ航空で運用され2号機はハイフライ航空が拠点空港のリスボンで運用する予定となっています。
なお、同機の運用においては、顧客は非公開ながらもウェットリース契約が既に締結されています。
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セブパシフィック航空、A330-900neo16機、A321XLR10機、A320neo5機を購入する覚書をエアバスと締結
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