ヴァージンオーストラリア航空は、国土交通省が発表した日本オーストラリア間のスロット配分を受け、オーストラリア航空当局へ路線開設申請を行う見込みであるとReutersが報じました。
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開設する路線の詳細は明らかにしていないものの、1路線分の申請を行うとしており、路線開設はビジネス、観光産業に利益をもたらすとコメントしています。
2020年夏ダイヤから増枠となる羽田空港昼間時間帯の発着枠においてオーストラリア路線は、日本側企業2往復(ANA1/JAL1) オーストラリア側企業2往復の配分が決定しており、カンタス航空は、羽田~シドニー線の増便と羽田~メルボルン線(成田から移管)の2スロット分を正式に申請しています。
ヴァージンオーストラリア航空は、カンタス航空と1スロットを争うことになりますが、羽田空港の発着枠は、これまでの日本への就航実績などが考慮されることが通例とされていることから、同社は劣勢となることが予想されます。
今後正式な路線申請が行われると、オーストラリア航空当局より申請内容が発表される予定となっています。
なおIATA(国際航空運送協会)へのスケジュール反映に間に合うよう2019年10月31日までに路線を決定する方針であることをオーストラリア航空当局が明らかにしています。
画像引用:Virgin Australia
参考記事:Reuters
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