オーストラリア航空当局は、ヴァージンオーストラリア航空とカンタス航空の双方に羽田空港の発着枠を暫定配分していましたが、同内容を最終決定したことを本日10月29日に発表しました。
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2020年夏ダイヤから増枠となる羽田空港昼間時間帯の発着枠においてオーストラリア路線は、日本側企業2往復(ANA1/JAL1)、相手国側2往復が決定しており、このスロットをヴァージンオーストラリア航空とカンタス航空が1枠ずつ運航します。
このオーストラリア側の2枠をめぐりカンタス航空は、羽田~シドニー線の増便と羽田~メルボルン線(成田から移管)の2スロット分を正式に申請し、ヴァージンオーストラリア航空は、羽田~ブリスベン線の1スロットを申請していました。
今回の決定を受け、カンタス航空は申請されていた2路線から1路線に絞る必要性が生じています。
一方のヴァージンオーストラリア航空は日本初乗り入れが決定し、申請に記されていたANAとのコードシェアも認められています。
ヴァージンオーストラリア航空は、2020年3月29日より羽田~ブリスベン線をANAとのコードシェアによる運航で週7便で運航し、機材はA330-200型機(ビジネスクラス20席,エコノミークラス255席で)を投入します。
今後はカンタス航空がどちらの路線を羽田路線に充てるのかや、既存の成田~ブリスベン線を維持するのかが注目ポイントとなります。
画像引用:IASC
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