ANAは日本時間の10月30日、排ガスを原料とするSustainable Aviation Fuel(以下「SAF」)を使用し、米国ワシントン州のエバレットから羽田への新造機デリバリーフライトを三井物産株式会社と共同で実施したことを発表しました。
スポンサーリンク
今回のデリバリーフライトは、SAFを購入・使用するだけに留まらず、SAFを製造所から輸送し、ブレンディングや品質検査などもANAが主体となって行いました。SAFのサプライチェーン構築から実機運航の実現までを積極的に取り組むエアラインは世界でも希少としています。
さらに、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構が掲げる、国内におけるSAFの商用化を念頭に置いたSAFのサプライチェーン構築に向けた検証に、ANAは三井物産ならびに、JXTGエネルギー株式会社と共同で参画することが決定し、将来の持続可能な開発目標の達成に向け、ANAが今後国内外におけるSAFの定常的な利用を目指す上で、本参画は大きな第一歩となります。
ANAはこれからも、環境リーディングエアラインとして、CO2削減をはじめとした環境問題の解決に積極的に取り組んでまいります。とコメントを発表しています。
スポンサーリンク
オーストラリア航空当局、ヴァージンオーストラリア航空とカンタス航空への羽田スロット配分を正式決定 ヴァージンはANAとコードシェアを実施
スポンサーリンク