国土交通省は、那覇空港の第2滑走路を2020年3月26日から供用開始することを発表しました。これに先立ち、同年1月15日から新管制塔の運用を開始することも併せて発表されています。
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発着回数は現在の年間13.5万回から24万回に増加すると事を見込んでおり、国内外の航空需要を取り込むことが期待されています。なお第2滑走路は、滑走路長が2700mで既存滑走路に平行する形で埋め立てて建設が進められています。
画像引用:国土交通省
このほかにも国際線CIQを2倍に拡張させる工事が進んでおり、来年7月頃の供用を予定しているほか、2023年頃を目処にオープンスポットを4~7スポット整備することが計画されています。
現管制塔は、新設滑走路にブラインドエリア(視認障害範囲)が発生するため、現滑走路と新滑走路の中間の位置に新管制塔を整備しており、第2滑走路の供用に先立ち管制官の慣熟のため、1月15日から新管制塔の運用を開始することが予定されています。なお新管制塔は高さ88mとなり国内で羽田空港の管制塔に次ぐ高さとなります。(成田87.3m羽田115.7m)
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成田空港、第3滑走路の建設などを含めた変更許可申請を国土交通大臣あて行った事を発表 完成は2029年3月31日までを予定
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