海外空港 航空ニュース

スワンナプーム国際空港、第2ターミナルの建設を決定 2030年までに滑走路4本とターミナルを3つ有する空港へ

タイ空港公社(AOT)は、今後大幅な拡張を予定しているスワンナプーム国際空港の第2ターミナルを建設すること決定しました。今年4月には第3滑走路の建設が決定し、将来的には第4滑走路の建設、第2サテライトの建設、第3ターミナルの建設を予定しています。

スポンサーリンク

現在のスワンナプーム空港は旅客取扱能力が年4500万人ですが今年は約6500万人程になることが予想されており、混雑が常態化しているのが現状となっています。
既に建設作業が進んでいるサテライトターミナルの供用開始では年6000万人まで増強できる見通しですが第3滑走路と第2ターミナルの建設で旅客取扱能力が年9000万人まで増強できる試算となっています。

30年までの長期構想では、第2サテライトと第3ターミナルと第4滑走路を建設し、旅客取扱能力を1億5000万人増やす計画としています。


画像引用:AOT

ターミナルの配置は仁川空港と類似しており、第1・2ターミナルと第3ターミナルの間にサテライト施設を2棟建設し、地下で無人列車が走行しアクセスを確保する形となります。来年末のサテライトの供用により長らく混雑が常態化していた同空港が徐々に混雑緩和に向けて動き出そうとしています。
参考記事:Thai PBS

スポンサーリンク

スワンナプーム国際空港の第3滑走路建設が決定

タイ運輸省空港部、バンコクに新空港の建設を計画

東アジア主要空港の今後の拡張計画一覧 中国・香港・韓国

スポンサーリンク