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ボーイング、B737MAXの2020年1月からの生産一時停止を発表 雇用は維持し混乱を招く措置でない事を強調

ボーイングは、運航停止が続くB737MAXの生産を2020年1月から一時停止することを正式発表しました。

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これまでボーイングは年内に運航再開が認可されるスケジュールを組んでいましたが、先日FAAが年内の運航再開の承認は与えられない事を明言し、現状では早くとも2020年2月以降の運航再開が見込まれていますが、はっきりとした見通しがたっていないのが現状となります。

ボーイングは運航停止以降減産体制をとり月産42機体制を続けた結果、約400機の在庫を抱える状況となっており、在庫保有リスクを避け生産一時停止措置に踏み切ります。
現在のところ雇用は維持するとしており、生産再開は運航再開に向けた審査の進捗状況により判断するとしています。

同社は、今回の措置は生産体制を健全化するものであり、混乱を招く措置ではないことを強調しており、運航再開に向け当局に全面的に協力し同機の安全性を確保するとしています。
画像引用:Boeing

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