デルタ航空の従業員約500名は、デルタ航空の制服を製作したランズエンド社に対し集団訴訟を起こしたことが明らかになりました。
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訴訟内容は、客室乗務員と一部の地上作業員が着用する制服が、アレルギーなどの健康上の問題を引き起こすと主張し、合併症の具体的な症例では声帯機能障害、呼吸困難、皮膚病、目の疲れ、鼻血、耳鳴り、片頭痛などが引き起こされるとしています。
問題となっている新制服は、2018年5月29日に着用が開始され、現在のところ24,000人の客室乗務員を含む約64,000人の作業員が着用しています。
原告側は、新制服の特徴である伸縮性、しわ、汚れにくさ、防水性、静電気防止、消臭性を実現するために化学添加物が使用されていることを指摘し、会社側に対しては制服のリコールを求め、ランズエンドに対しては損害賠償を求めています。
これに対しデルタ航空は、従業員の安全が最優先であることを強調した上で、安全性は確認されているとしています。また、ランズエンド側は係争中の訴訟についてはコメントを控えるとしています。
参考記事:nbcnews
画像引用:Delta Airlines
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