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新規発注分を確保できずB787も減産体制の可能性 B797の開発も遠のく

ボーイングは、B787ドリームライナーを今後減産体制とする可能性があることが明らかになりました。

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ボーイングは現在B787を主力のワイドボディ機として月産14機体制とし2020年後半には月産12機体制にする計画とみられていますが、2020年以降は更に減産となり月産10機となる可能性があります。

今回の情報は、大手航空機リース会社のエアリースコーポレーションのJohn Plueger CEOが明らかにしたもので、これまでB787の需要を支えてきた中国エアラインからの新規発注分を獲得できていないことから月産12機体制を維持するのも難しいとの見解を示しています。

また開発が計画されていたNMA(New Midsize Airplane・非公式名B797)もB737MAXの問題が長期化していることにより、開発が遠のいているとコメントしており、ボーイングと関係が深い企業からの情報ということもあり、信憑性が高い話として受け止められています。
参考記事:Reuters
画像引用:Boeing

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