FSC 統計

JALグループ、2020年3月期 第3四半期連結業績を発表 純利益は前年同期比28.4%減少の763億円

JALグループは、2020年3月期 第3四半期連結業績(2019年4月1日~2019年12月31日)の発表を行いました。

スポンサーリンク

当第3四半期においては、米中貿易摩擦の影響などにより世界経済に先行き不透明感が広がるなかで、日本経済は、10月に消費税増税があったものの、景気への影響は大きくなく、全体的に堅調に推移したとしています。


画像引用:JAL

「当第3四半期」における営業収益は1兆1,308億円(前年同期比0.0%減少)、営業費用は1兆107億円(前年同期比2.6%増加)となり、営業利益は1,201億円(前年同期比17.4%減少)、経常利益は1,218億円(前年同期比12.1%減少)、親会社株主に帰属する四半期純利益は763億円(前年同期比28.4%減少)となっています。

【国際線】有効座席キロは前年同期比1.4%増、有償旅客数は前年同期比1.5%減、有償旅客キロは前年同期比0.4%増、有償座席利用率は81.0%。国際旅客収入は3,921億円(前年同期比2.8%減少)となっています。

【国内線】有効座席キロは前年同期比1.6%増、有償旅客数は前年同期比2.6%増、有償旅客キロは前年同期比3.2%増、有償座席利用率は74.1%。国内旅客収入は4,154億円(前年同期比2.7%増加)となっています。

また国際線中長距離LCCとして設立した株式会社ZIPAIR Tokyoは、2020年5月の運航開始に向けて着実に準備を進めていることが発表されています。

通期連結売上高については、国際旅客需要および国際貨物需要が想定を下回る見込みであることから、前回発表予想額と比べて300億円の減少を見込んでおり通期連結経常利益については260億円の減少、通期親会社株主に帰属する当期純利益については、210億円の減少を見込んでいるとしています。
画像引用:Airbus

スポンサーリンク

JAL、2023年にB777-300ERの後続機としてA350-1000をアメリカ線に投入へ

JALグループ、2020年度国内線路線便数計画を発表 A350-900型機は9機体制、B787-8型機は4機体制へ

JAL、2020年夏ダイヤからの羽田新路線を発表 成田から7路線で移管を実施し羽田から一日34便運航へ

 

スポンサーリンク