エミレーツ航空は、六本木の「Mercedes me Tokyo」にて東京/羽田~ドバイ線に投入されているB777-300ERの最新ファーストクラスの体験会を開催しています。
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今回紹介するファーストクラスは、メルセデスベンツのS-クラスから着想を得た洗練されたデザインが特徴で、座席配列は1-1-1、座席ごとに最大3.71㎡(2.03畳)のプライベート空間を実現しています。なお完全個室型のデザインはB777-300ERだけの採用となっておりA380では上部が開放されたデザインとなっています。
レザーシートは、NASAの技術を元に開発された『ゼログラビティ』ポジションに調整することで究極のリラクゼーションをもたらすとされています。フルフラットベッドのポジションに設定後も着替えなどを行う十分なスペースを確保しており、荷物棚や洋服などの収納棚を備えています。
ファーストクラスの全ての乗客が景色を見られるよう3つのカメラから映像を転送する業界初のバーチャルウインドウを導入し、リアルタイムで外の景色を中央席でも楽しむことができます。また窓側座席の乗客には景色を楽しむための双眼鏡が用意されています。
以前同社のティムクラークCEOは、将来的に窓無しの旅客機を実現し、客席は全てバーチャルウインドウを採用して航空機の軽量化を計画していることを明らかにしており、この技術が将来どのように生かされていくのか注目していきたいポイントです。
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完全個室でありながら、ルームサービスのリクエストや、CAとのコミュニケーションは、ビデオ通話機能により利用可能となっています。またメインドアの横には飲み物などを渡すためのサービスウインドウがあり、常にプライベートな空間が維持される工夫がされています。
今回写真で紹介できなく残念なのが、同クラスの床です。実体験するとおわかりいただけるかと思いますが、ふかふかの床となっておりラグジュアリー感を味わえるかと思います。
このイベントでは、ラグジュアリーエアラインとして知られるエミレーツ航空のこだわりなどを隅々まで感じることができ、普段体験できないファーストクラスを実体験できる貴重なイベントとなっております。
現在同社は、東京/羽田~ドバイ、東京/成田~ドバイ、大阪/関西~ドバイの3路線を運航していますが、同機が投入されるのは羽田線のみとなっています。なお他2路線は同社のフラッグシップであるA380での運航となっています。
【日時】:2020年2月3日(月)~ 2月16日(日)10:00 ~ 20:00 (*2月9日は16:00まで)
【会場】:Mercedes me Tokyo Gallery (東京都港区六本木7-3-10)
一般の方も事前予約などなく、今回のイベントが体験できるようになっています。
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