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カンタス航空、B747-400『シドニー』が本日ラストフライト シドニーの退役で同型機は残り5機に

カンタス航空の『シドニー』の愛称が名付けられているB747-400型機が本日2020年2月9日にラストフライトを迎える予定となっています。

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ラストフライトは、QF99便シドニー17:00発→11:50ロサンゼルス着となり、この運航をもって商用運航を終える予定となっています。同機は2002年にカンタス航空に引き渡された機齢約17年のB747-400型機『VH-OEF』で、これまで成田線や羽田線にも投入された機体になります。

カンタス航空は、2020年にB747-400型機を全機退役させる計画を発表しており、『シドニー』退役により残るB747-400型機は5機となります。

以前同社のAlan Joyce CEOは、B747の退役により羽田~シドニー線の提供座席数が減少する事を課題に挙げており、新たに配分されるスロットにてダブルデイリー化を目指しましたが、ヴァージンオーストラリア航空がスロットを獲得したこともあり計画が崩れたほか、一時A380の乗り入れを国交省と協議するとの情報もありましたが実現は難しい状況とみられています。

羽田~シドニー線は、夏ダイヤよりJALが成田空港から移管するほか、ANAが増便を実施することから、B747の退役後は提供座席数を減少させたままにするのか、もしくは新たな計画があるのか注目となります。
画像引用:Qantas

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