フィンエアーは、新型コロナウイルスの影響によりパイロットの一時的な解雇を検討していることが明らかになりました。
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現在同社は、中国本土までの路線を3月末まで運休することを発表しているほか、香港線も半数に減便しており今後6週間で約200便が運航されないことになります。
今回のレイオフの検討以前には、Topi Manner CEOが新型コロナウイルスの影響は限定的との見方を示していましたが、今後の感染拡大も視野に入れ長期化する懸念から約700名のパイロットとレイオフについての協議を行う事が予定されているようです。
これまでアジアのエアラインを中心に新型コロナウイルスが航空会社の業績に大きな影響を与えていましたが、はじめて欧州エアラインが解雇なども視野に入れた検討に入ることになり影響が拡大しています。なおフィンエアーがこれまでアジア重視の戦略をとっていたことも影響しているとみられており、他欧州エアラインにまで影響するかは見通せない状況となります。
画像引用:Airbus
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