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アシアナ航空、業績悪化で全従業員の給料を33%減額へ 81ヵ国が韓国に対し入国禁止などの渡航制限

韓国のアシアナ航空は、新型コロナウイルスの影響による業績悪化で全従業員の給料を33%減額して支給することが明らかになりました。

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同社は、今月から社長が100%の給料返上、役員は50%、部長クラスは40%の給料を返上する計画を発表しており、先月よりも返上額を上乗せし、影響は全社員にまで波及しています。また全社員が無給休暇を実施する予定としています。

韓国での同ウイルス感染拡大により、現在81ヵ国が韓国からの便に対し入国禁止措置など何らかの制限を設けていることから、航空需要の低下と共に、需要のあった路線でも運航ができない状況に陥っています。
今後も渡航制限の解除の見込みもないことから、厳しい経営状況を強いられることになりそうです。

既に韓国のLCC社各社も政府への資金援助を求めていますが、韓国の全エアラインが厳しい経営状況にあることが推測されており、改善の兆しが見えないだけに韓国の航空事業従事者には不安が広がっています。
参考記事:einfomax
画像引用:Asiana Airlines

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