韓国最大手LCCのチェジュ航空は、イースター航空を545億ウォン(約49億円)で買収する事を発表しました。
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買収金額は合計545億ウォンとなり、昨今の新型コロナウイルによる両社への影響を鑑みて、昨年12月に買収覚書を締結した際の695億ウォンより150億ウォン低い金額となっています。
今回の買収により国際線シェアが韓国で3位のチェジュ航空に7位のイースター航空が加わることになり国際線のシェアは、12.6%まで上昇し2位のアシアナ航空の15.3%に対し2.7p差まで詰め寄っています。
チェジュ航空の社長は、現在韓国のLCC業界は供給過多であり近く再編が起こることが予想されることから、リスクも承知でイースター航空買収という先手を打つことが最善と考えたとしています。
なお今後就航の延期が発表される可能性がありますが、LCC8社目となるエアロKが今月就航予定で、9月には9社目となるエアプレミアが就航する予定となっており今後も韓国のLCCは激しい競争が予想されています。
参考記事:chosunBiz
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