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中国国際航空、香港航空と協議を実施 出資を検討か

中国国際航空は、財務状況が悪化していることが指摘されている香港航空への出資へ向け協議を行ったことが明らかになったと現地紙が報じました。

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香港航空は海南航空をはじめとする海航集団(HNAグループ)傘下のエアラインとなっていますが、先日経営再建のために海南省が経営に関与することが発表され、政府関係者が取締役に選任されており当初噂された国有化はされていません。

中国国際航空は、海航集団の経営が傾いた2017年にも協議を2回行っていたことが報道されており、予てから同グループに対し興味を示していました。なお香港航空の出資を検討している企業は、他にも存在するとされています。
中国国際航空は、同じ香港をベースとするキャセイパシフィック航空の株式を約30%保有していることから、今後のどのような展開となるのか注目されます。
画像引用:Airbus

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