大韓航空は、新型コロナウイルスの需要減退により保有する10機全てのA380の運航路線への投入を取り止めたことが明らかになりました。
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大韓航空は保有機材の約三分の二の機数となる100機が運航ラインから外れて地上駐機している状態が続いていますが、この中には全てA380が含まれています。これまで同社は、パリ・ニューヨーク・ロサンゼルス線に同機を投入していましたが、現在はB787やA330に機材変更されており、少なくとも4月25日までA380は地上駐機となる予定です。
世界的な航空需要の低下からA380のオペレーターは続々とA380の稼働率を下げる計画を発表しており、これまでに中国南方航空・カンタス航空・ルフトハンザドイツ航空が実施または実施予定となっています。なお全機の運航停止とする大韓航空の措置は中国南方航空に続き2社目となります。
今後もアシアナ航空などがA380から機材を切り替えることが予想されますが、A380を主力機種とするエミレーツ航空にとっては悩ましい問題になることが予想されます。
画像引用:Korean Air
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