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カンタス航空、サンライズプロジェクト向けの機材となるA350-1000型機の確定発注を延期へ

カンタス航空は、約20時間飛行の超長距離路線となる『サンライズプロジェクト』向けの機材としてA350-1000型機を選定し、3月末を期限に確定発注する計画としていましたが、12月末まで延期する計画であることが明らかになりました。

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これまで同社は、最大12機のA350-1000型機を導入する方向で最終調整を進めていましたが、オーストラリア国際パイロット協会と労働条件や給与条件のにおいて合意できていなかったことから確定発注できない状態となっており、エアバスは期限を3月31日と定めていると報道されています。

Alan Joyce CEOは、以前から期限を延期するようエアバスと交渉していたとされており、新型コロナウイルスによる環境の変化もありエアバス側は期間延長を認めたものと推測されています。
同CEOは、A350の発注前に新型コロナウイルスの解決が先との見解を示しておりますが、現段階でも実現に向け積極的とされており、同プロジェクトの実現するか否かの答えは、年末まで持ち越されることになります。

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