ボーイングは、シアトルのエバレット工場の操業を3月25日より2週間一時停止することを発表しました。
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ワシントン州で新型コロナウイルスの非常事態が宣言されたことや、同社の従業員が同ウイルスに感染し死亡したことを受け、操業を一時停止し従業員の感染リスクを抑える目的です。操業停止となる2週間で、施設の消毒作業を徹底的に行い、従業員は有給休暇扱いとなります。
ボーイングのDave Calhoun CEOは、「全ての人々の健康と安全を維持し、新型コロナウイルスに対抗する国家の取り組みを支援する事が重要で、個人としても会社としてもパンデミックを阻止することが最優先事項でなければなりません」と声明を発表しています。
なお同社は、墜落事故を起こしたB737MAX関連で資金繰りが悪化しており、600億ドルの金融支援をアメリカ政府に要請し、トランプ大統領も支援に積極的な姿勢を示しています。
画像引用:Boeing
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