アメリカン航空は、新型コロナウイルスによる需要減退により、B767/B757の早期退役計画を先日発表しましたが、新たにB737/A330/E190の一部機材でも退役スケジュールを早める計画であることが明らかになりました。
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同社は、機齢約20年となるB737-800型機76機と、E190型機20機を2020年に退役させる計画としたものの、B737MAXが運航停止になったことからこれらの機材の運用期間を延長する措置をとっていましたが、その計画を変更し退役を進めます。
またB787-8型機への置き換えを予定していた9機のA330-300も退役を進める方針を示しており、当初計画から大幅に早期退役機種を増やし、合計145機が対象となります。
現在のところ全機の退役は2021年までかかる見込みとなっており、今後退役する機体の後続機として、53機のA321neo、50機のA321XLR、76機の737MAX8、21機のB787-8、22機のB787-9を含む、計225機が発注済みとなっています。
同ウイルス問題により、各エアラインは余剰機材の早期退役を進めており、このウイルス問題が各エアラインの機材整理のタイミングとなっています。
画像引用:Boeing
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