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IAGグループ、ブリティッシュエアウェイズのB747とイベリア航空のA340の早期退役を示唆

IAGグループのCEOのWillie Walsh氏は、新型コロナウイルスによる航空需要の減退によりグループ傘下のエアラインが保有するB747とA340を早期退役させる可能性を示唆しました。

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対象となるのは、ブリティッシュエアウェイズが保有する31機のB747-400型機とイベリア航空が保有する16機のA340-600型機となり、今後の航空需要を評価したところ、この判断に至る可能性があるとしています。

そのほかにもエアリンガスのA330の一部機材やグループ全体でナローボディ機20機を退役させることも検討しているとしており、需要回復までの期間においては保有機数を大幅に削減する可能性が出てきました。

既にブリティッシュエアウェイズのB747型機の5機は、スペインの飛行機の墓場として知られるテルエル空港にフェリーされたことが明らかになっていますが、これが駐機スペースを求めてのフェリーなのか、退役へ向けた動きなのかは明らかになっていません。
画像引用:British Airways
参考記事:ch-aviation

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