オーストリア航空の Alexis von Hoensbroech CEOは、新型コロナウイルスの影響を受けた今後の航空需要に関して少なくとも2023年までは以前の水準に回復しないとの見解を示しました。
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画像引用:Austrian Airlines
現在同社は、2020年5月3日までの定期便の運航停止を決定しているほか、約7,000人の従業員が時短勤務している状態となっています。
同CEOは、今年の夏の航空需要は前年比25%~50%減を想定しているとし、2021年に関しても需要は以前の水準まで回復せず少なくとも2023年までは難しいとの見解を示しています。また機材は小型化は進めるものの、ネットワークや人員は維持したい考えを示していますが、状況次第で人員整理の可能性を行うことも示唆しています。
同社が加盟するルフトハンザグループ全体でも需要回復は数年かかるとの見解を発表しており、今後航空業界は各社難しい決断を迫られる場面も訪れそうです。
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ルフトハンザ、需要低下でA380/A340/A320/B747の一部機材の即時退役を決定 完全な需要回復には数年かかるとの見解
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