ヨーロッパ最大級のLCCのイージージェットは、新型コロナウイルスの感染拡大による航空需要の低下で、今後受領する予定の機材の一部の受領を延期することでエアバスと合意したことが明らかになりました。
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受領を延期する機材は、同社が107発注しているA320のうちの今後3年間に受領する予定であった24機となります。当初の計画では、2020年に10機、2021年に12機、2022年に2機の機材を受領することを予定していましたが、今後の市場環境により受領スケジュールを調整する見込みです。
同社は、急速な市場環境の悪化により財務状況が悪化しており、今回の受領延期により一時的になりますがキャッシュフローが改善することが期待されます。なお現在の状況が続くと、8月には同社の現金が不足することが指摘されており、筆頭株主で創設者のStelios氏は、発注をキャンセルすることも検討していることを明らかにしていました。
エアバスも先日減産体制とすることを発表するなど、航空業界は総じて深刻な状況が続いています。
画像引用：easyJet
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