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エアアジアのトニーフェルナンデスCEO、現在の状況を説明 航空機の稼働率は4%

エアアジアのトニーフェルナンデスCEOは、新型コロナウイスの感染拡大により自社にもたらしている影響や現況を説明しました。

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現況においては、誰もが予想だにしなかった先が見えない時を迎えており最も困難な状況であることは疑いの余地がないとし、収益を上げる機会が失われ、96%の航空機は地上駐機した状態となっており、航空燃料やリース会社などへの支払いも大きな負担となっていることから、様々なコスト削減に取り組んでいるとしています。

また同社は社員を雇用し続けている数少ないエアラインであるとし、エアアジアは家族であり、従業員には生活があり、守るべき家族がいるとし、人員削減については言及していません。

運休便の対応について払い戻しを受けられないことに不満を感じている方が多いのは承知しているが、クレジットアカウントへの変換が現時点での最良の解決策であるとし、80%以上の利用客がこのクレジットアカウントへの変換を受け入れてくれたことに感謝しているとしています。なお条件を満たす場合は、返金の要望も受け付けていますが、リクエストの数が非常に多いため、12週間から16週間ほどかかる場合があるとしています。

今後エアアジアは、政府からの支援を受ける見込みであることが伝えられており、新型コロナウイルス問題の長期化に備え、資金繰りに万全を期すものとみられます。
画像引用:Airasia

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