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ニュージーランド航空とキャセイパシフィック航空、エアカナダに続き旅客機の貨物機化を検討

ニュージーランド航空とキャセイパシフィック航空は、貨物需要が増加していることにより旅客機の貨物機化を検討していることが明らかになりました。

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旅客機から座席を取り除く改修を行い貨物機化する取り組みは、既にエアカナダが実施しており、既に2機のB777-300ERが改修され合計3機の改修が予定されています。
今回ニュージーランド航空も同じ取り組みを検討していますが、両社ともに貨物機を保有していないことから少しでも貨物収入を増やす狙いがあるとみられ、ニュージーランド航空はB777-200ERを改修機候補としているようです。

またキャセイパシフィック航空は、貨物機を保有していますが既に高稼働している状態が続いていることからB777を改修し貨物事業を補完することを検討している模様です。

旅客需要は激減しているものの、旅客機で輸送してた貨物分の輸送ができなくなり貨物需要が高まっていることから、今後同じ取り組みを行うエアラインは増えていくものと予想されます。
参考記事:Forbes
画像引用:Air Canada

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