LOTポーランド航空は、予定していたドイツのコンドル航空の買収を白紙化する方針であることが明らかになりました。
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2020年1月にLOTポーランド航空の親会社にあたるPolish Aviation Group (PGL)が、親会社のトーマスクックグループの破産により経営難に陥っていたコンドル航空の買収の意向を示しましたが、この契約を白紙化する模様です。
またドイツ政府が運航継続のためのつなぎ融資を実行し、PGLは買収にあたりそれを返済する契約とされていましたが、返済義務が生じるかなどは明らかになっていません。
今回LOTポーランド航空が買収から手を引くことになれば、ドイツ政府が国有化を視野に入れる必要があるなど、今後負担となる可能性がありコンドル航空の先行きは不透明となります。
これらの動きは新型コロナウイルスの影響とされており、グループ規模の拡大を狙ったLOT側と、経営の立て直しを計画したコンドル航空の双方にとって悪いタイミングとなってしまっています。画像引用:NTV
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