アシアナ航空は、新型コロナウイルスの影響による航空需要の低下に対応するため、従業員の無給休暇期間を無期限延長とすることが明らかになりました。
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同社は、全従業員を対象に3月から無給休暇の導入を開始し、3月は月間10日、4月は月間15日としていましたが、5月以降も4月同様に、15日の無給休暇とすることで人件費を削減する計画です。またこの状況がいつまで続くのか断言できないとしており、業務が正常化するまでこの措置は続きます。また社長100%、役員50%、部長30%の給与返上も決まっており、会社全体で人件費の削減に取り組みます。
また同社は、旅客需要が落ち込む一方で貨物需要が伸びていることから貨物事業に力を入れる方針を示しており、貨物機で対応できない分の貨物を旅客機を使用して運航しており、先月から今月までで中国・東南アジア・アメリカ・ヨーロッパの16の路線で約150往復の貨物便を運航しています。
なおライバルの大韓航空も今月から約半年にわたり70%の従業員(約13,000~14,000名)を対象に一時帰休されることが決まっており、韓国の航空業界も先が見通せない厳しい状況が続いています。画像引用:Asiana Airlines
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