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エアバス、A321XLRの試験機の製造を開始 初飛行は2022年を予定

エアバスは、2023年の納入を予定しているA321LRの航続距離を更に延長したA321XLR(Xtra-Long Range)の製造をフランス・ナントの工場で開始したことを発表しました。

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画像引用:Airbus 主翼中央部のメタルカットの様子

ナントの工場では主翼中央部分のファーストメタルカットが行われたほか、サフランが製造を担当するノーズギア(前脚)とメインギアギア(主脚)の製造も開始されたことが発表されています。

同機は、従来機よりも30%の燃費向上を実現し、航続距離はナロボディー機の世界最長航続距離の8,700kmとなり、今まで大型機では採算ラインに乗らなかったような都市間の新路線開設など可能となり、市場のゲームチェンジャーとなる機種として注目を集めています。

現在までに24の顧客から450機以上を受注しており、初飛行は2022年に実施し2023年の納入を予定しています。なおエアバスは新型コロナウイルスの感染が広がる以前に、1,000機以上の受注を獲得することができるとの自信を示していました。

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