FSC 航空ニュース

JAL/日本航空、2020年3月期決算を発表し純利益は65%減の534億円

JALグループは、本日、2020年3月期連結業績(2019年4月1日~2020年3月31日)を発表しました。

スポンサーリンク

当期における営業収益は1兆4,112億円(前年同期比5.1%減少)、営業費用は1兆3,105億円(前年同期比0.0%減少)となり、営業利益は1,006億円(前年同期比42.9%減少)、経常利益は1,025億円(前年同期比38.0%減少)、親会社株主に帰属する当期純利益は534億円(前年同期比64.6%減少)となりました。

画像引用:JAL

なお55円を予定していた期末配当を実施しないことが発表されています。

今後の見通しついては現時点において見極めることが困難なことから、2021年3月期の業績予想の開示は差し控えるとし、以下の様な取り組みを行うことを発表しています。

◆航空機内の消毒作業を徹底するとともに、お客さまと社員の感染防止策を確実に実施し、感染拡大の防止に努めながら、一便一便の安全を守り抜き、人の移動、医薬品・食料などの物流を通じたネットワークを支え続けることで、当社グループは、社会的な使命を果たし続ける
◆旅客需要の減少に対しては、柔軟な路線・便数の見直しによる燃油費や着陸料といった運航と直接連動する費用の削減に加え、人員配置の見直しや全社的なコストマネジメントの徹底などによる固定費の削減にも努めることで、キャッシュ・フロー管理を徹底し、加えて前広に資金調達を最大限実施することで手元流動性の確保に万全を期す
◆引き続き旅客機の貨物スペースを利用した貨物専用便を国際線・国内線双方で積極的に運航し、減便による機材稼働の低下を緩和するとともに、収支の改善を図る

スポンサーリンク

ANAホールディングス、2020年3月期決算を発表し純利益は75%減の276億円 将来の需要回復局面においては積極的に需要を取り込む計画

JAL、2023年にB777-300ERの後続機としてA350-1000をアメリカ線に投入へ

ZIPAIR/ジップエア、2020年冬ダイヤを目安に東京/成田~ハワイ/ホノルル線に就航へ

スポンサーリンク