デルタ航空は、当初の計画を前倒ししてMD-88/-90型機を2020年6月をもって退役させることを発表しました。
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両機の退役スケジュールの前倒しは、新型コロナウイルスの影響による航空需要の低下が原因で、機齢・メンテナンス費・燃費効率を考慮した結果同機種が早期退役対象の機材となりました。
当初の計画ではMD-88は2020年末に完全に廃止される予定で、MD-90型機は早くとも2022年までは運航を続ける予定とされていましたが、来月には長らく国内線の主力機種として活躍していたMD機がデルタ航空から姿を消すことになります。なおウイルス問題以前までは7機のMD-88と29台機MD-90が稼働していました。
同社はこのほかにもB767の退役スケジュールを加速させるなど、安全に支障をきたさないメンテナンス費用の削減を図り保有機材のスリム化を図る計画とし、新型コロナウイルスの影響による損失を最低限で食い止めたい考えです。
画像引用:DELTA
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