スペインのイベリア航空とブエリング航空は、スペイン政府から合計で€10億(1180億円)の融資を受けることを発表しました。
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両社ともにIAGグループのメンバーで、イベリア航空は€7億5000万、LCCのブエリング航空は€2億600万の融資額となります。またIAGグループの最高財務責任者のStephen Gunning氏は、融資の条件として他グループエアラインへの融資金の流出を禁止されており、スペイン国籍の上記2社の再建にのみ充てる条件となっていることを明らかにしています。
ウイルス問題の陣頭指揮を執るため退任を先送りしたIAGのWillie WalshCEOは、融資により政府が経営に関与することを嫌っているとされていましたが、今回融資を受けることになったことで、ブリティッシュエアウェイズのどの他エアラインにおいても融資を要請するのか注目されます。
同グループのブリティッシュエアウェイズやエアリンガスは、今後大幅な人員削減に踏み切ることが予想されておりグループ規模も縮小することが予想されています。画像引用:Airbus
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