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エアカナダ、2020年第1四半期は約800億円の損失 2019年の水準までには少なくとも3年要するとし、79機の退役を加速へ

エアカナダは、2020年第1四半期において、10億4900万カナダドル(約800億円)の損失が発生したことを発表しました。また2019年の需要水準には少なくとも3年を要するとの見通しを明らかにしており、今後保有機材を縮小し一部機種において退役を進めるとしています。

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2020年第2四半期の供給量は前年比85〜90%の減少となりましたが、第3四半期においても75%減少すると予測しています。今後需要動向を精査した上で運航規模を調整し、長期的な運航規模の縮小に伴い今後79機の航空機を退役せる方針を示し、E190は即時退役させ、B767とA319は早急に退役を進め保有機数を削減するとしています。エアカナダは2020年3月22日以降、500便以上の全貨物国際便を運航し、第2四半期には週150便までの全貨物便を運航する予定です。B787とボーイング777のほか、客席から座席を乗り除くなどし貨物機使用に改修したB777やA330を投入し、貨物需要の取り込みを図る方針としています。画像引用:Air Canada

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