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オーストリア・ウィーン国際空港、空港で新型コロナのPCR検査を受けられる有料サービスを開始 利用客は隔離の回避が可能へ

オーストリアのウィーン国際空港は、空港で新型コロナウイルスのPCR検査を受けられる試験的な有料サービスを昨日2020年5月4日から開始しました。

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現在オーストリアでは、海外から入国する際に4日以内の新型コロナ陰性の診断書がない限り14日間の隔離措置となりますが、このサービスを利用することによって、陰性の場合隔離措置を回避できます。

このサービスは、同空港を出発する利用客が到着国で求められる診断書を取得することもでき、水際対策を強化できると伴にに、低迷した航空需要を回復させる手段の一つになる可能性もあります。なおこの検査は、2~3時間で検査結果を取得でき190ユーロ(約22,000円)の検査費が必要となります。

航空会社でも似たような取り組みが行われており、エミレーツ航空は、空港で乗客に対しウイルステストを実施するなどしており、今後このような取り組みを行う空港・エアラインが増えることも予想されます。画像引用:Vienna Airport

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