ヴァージンアトランティック航空は、新型コロナウイルスの影響を受けB747型機を全機退役させたことを発表しました。またロンドン/ガトウィック拠点からも一時撤退し、人員削減も実施します。
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同社は、低迷した航空需要の回復には、少なくとも3年はかかるとの予想をしていることから、大幅に事業を縮小させる計画を策定し、現在も今後の資金確保のために外部との交渉を続けていることを明らかにしています。
またネットワークや機材の見直しを進めた結果、一時的にロンドンの第2拠点であるガトウィック空港の事業から撤退するほか、2021年までの退役を予定していたB747-400型機を即時退役させました。これにより既にA340型機が先行して退役していることから、同社の4発機での運航は終了したことになります。
そのほか事業の縮小に伴い3,150人の雇用の削減を発表しています。今後は労働組合BALPAおよびUniteと緊密に連携して協議が始まる予定としています。
同社のShai Weiss CEOは、9・11と世界的金融危機の後、私たちは同様の苦痛を伴う措置を講じましたが、幸いにも私たちのチームの多くのメンバーが数年以内に戻ってきたことから、今度は同じことが起こることを期待したいとコメントを発表しています。画像引用:Virgin Atlantic
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