FSC 航空ニュース

ANA、業績悪化により夏のボーナスを半減へ

ANAは、新型コロナウイルスの影響を受け急速に経営状況が悪化していることから、夏のボーナスを半減させる方向で調整していることが明らかになったとNHKが報じました。

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例年ANAでは、月例賃金の2か月分をボーナスとして支給していますが、今後労働組合と合意に至れば1か月分の支給に半減させる予定となり、約70億円の人件費削減が見込まれています。なお減額が実施された場合はリーマンショックの影響を受けた2010年以来の措置となります。

ANAホールディングスが先日発表した2020年1月~3月の四半期決算では587億円の赤字となったことが明らかにされており、2021年3月期の連結業績予想については、新型コロナウイルの終息の見込みや需要動向の予想が難しいことから未定としています。

感染拡大が深刻な状況となっている欧州に本拠地を置くエアラインでは、一時解雇措置から解雇する方針を固めたエアラインも多く、日本のエアラインの状況は、幾分良い状況と言えるのかもしれません。

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ANA、2021年度入社採用を一時中断することを発表

ANA、B787-10型機11機とB787-9型機9機を追加発注 B787シリーズの発注機数はオプションを含めて103機に

ANAホールディングス、2020年3月期決算を発表し純利益は75%減の276億円 将来の需要回復局面においては積極的に需要を取り込む計画

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