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カタール航空、事業規模の縮小により人員の20%を削減へ

カタール航空は、事業規模の縮小により従業員の20%を削減する方針であることが明らかになりました。

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Akbar Al Baker CEOがBBCのインタビューで明らかにしたもので、残念ながら20%の人員削減を行う必要があるとし、非常に難しい判断だが他に選択肢は無いとしています。同社の従業員数は約46,000人程とされており、今後約9,200人の従業員が影響を受ける可能性があります。

カタール航空は、新型コロナウイルスの影響を受けて激減した航空需要の回復は、他社の予想よりも遅い2025年頃を予想していることから、今後機材数も減らす方針を明らかにしており、これに伴い余剰人員が削減されるものと推測されます。そして現在多くの企業がリモートワークを取り入れたことにより、航空需要にも影響が出るとの見方をしており、今後の需要動向が正確に見通せないとしています。

また今後A380の運航を行わないことも示唆しており、今後どのような事業再建計画を策定するのか注目が集まっています。画像引用:Qatar Airways

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