エティハド航空は、保有するA380を早期退役させ、今後導入を予定するA350-1000型機もキャンセルすることを検討しているとReutersが報じました。
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現在エティハド航空は、航空需要の減退により保有する計10機のA380を地上駐機させていますが、今後これらの機体を早期退役させ、一度も運航ラインに戻さない可能性があるとしています。また今後導入を予定しているA350-1000型機もキャンセルすることを検討している模様であるとしています。
同社は、以前の需要水準には数年かかるとみていることから事業規模を縮小させる方針で、今後12,000人の解雇も検討しているとされています。
A380が開発され、中東を代表するエティハド航空・エミレーツ航空・カタール航空が挙ってA380の導入に踏み切りましたが、現時点では全社が早期退役を検討し、今後の扱いが悩みの種となってしまっており、どのエアラインも導入当初に想定していなかった事態に直面しています。画像引用:Airbus
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