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アメリカ政府、中国エアラインの乗り入れを条件付きで認めることを発表 中国側が譲歩

アメリカ政府は、2020年6月16日より中国エアラインの乗り入れを禁止することを発表していましたが、中国側が譲歩したことにより条件付きで乗り入れを認めることを発表しました。

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アメリカ側は、ユナイテッド航空とデルタ航空が6月1日から中国線を再開させるために中国当局へ申請したものの認められなかったことから、報復措置として中国エアライン(中国国際航空・中国東方航空・中国南方航空・厦門航空・四川航空・海南航空)の乗り入れを制限しました。その後中国当局が譲歩する形で6月8日からアメリカの申請のあったエアラインに対し中国線の週1便の運航を認めたことから、アメリカ側も同数となる週2便の条件で運航を認めます。

なおアメリカ側は、中国当局が自国エアラインに対しアメリカへの運航を週4便を認めているにも関わらず、自国エアラインには今回のような配分を行い平等に欠けていることを指摘し、公正かつ平等な対応をするよう中国側に求めています。なお中国当局の対応によっては再度禁止措置を行うことも検討してるとし、暫く緊張状態が続くことが予想されます。画像引用:China Aviation Review

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