シンガポール航空傘下のスクートの客室乗務員が、センサー事業を手掛けるamsに一時的に雇用され就業していることが両社より発表されました。
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これは新型コロナウイルスの感染拡大により客室乗務員の仕事が減ったことにより、スクートがamsと従業員を派遣する取り決めを交わしたことで実現しており、従業員の収入補完や知識の向上を目的としています。
派遣された客室乗務員は、約100名となっており、5月から少なくとも3ヵ月は就業する見通しとなっています。これまでに同社は、政府機関や病院に人材を派遣し、合計で派遣された人数は400名に上るとしており、中には新型コロナウイルスのPCR検査の検査員を務める仕事に従事している従業員もいることが発表されています。
東南アジアの中で新型コロナウイルスの感染状況が深刻なシンガポールは、他国が国内線から徐々に回復させる計画を示す一方で、都市国家であることから国際線で立て直しを図る必要があり、親会社のシンガポール航空を含め暫く厳しい状況が続くことが予想されます。画像引用:Scoot
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