日本空港ビルデング株式会社は、新型コロナウイルスの感染拡大により世界的にもソーシャルディスタンスの確保などの新たな生活様式への対応が求められる中、効果が見込まれる自動運転車椅子、遠隔案内ロボット、消毒ロボットの3種類のロボットを羽田空港に導入することを発表しました。
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これら3種類のロボットは2016年より実証実験を実施し、性能の確認および安全性等の検証を経て、羽田空港旅客ターミナルへの導入に至っています。
画像引用:日本空港ビルデング
◆自動運転車椅子(人搬送自動運転システム):自動運転システムを搭載したパーソナルモビリティ(一人乗りの乗り物)自体が自動で搭乗ゲートまで利用客を輸送することで、利用客とスタッフの双方のソーシャルディスタンスを確保するものです。空港における人搬送用途での自動運転パーソナルモビリティの実用化は、本件が世界初となります。
運用場所:第1ターミナルゲートラウンジ(南)※今後導入場所を拡大予定
◆遠隔案内ロボット(アバター):2016年より羽田空港において実証実験を繰り返してきましたが、今般これまでの実証データを基にカメラやマイクの性能を向上し、外形デザインを一部変更した新型機種として完成したことから正式導入となります。
運用場所:第1ターミナル2階出発ロビー案内所2番※今後導入場所を拡大予定。
◆自律走行型の消毒作業ロボット:本年3月に国内空港で初めて導入していますが、導入台数および稼働範囲の拡大をすることから、改めて正式導入を案内。
運用場所:第1ターミナルゲートラウンジ(南)※今後導入場所を拡大予定
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