ボーイングは運航停止が続くB737MAXの再承認試験を早ければ6月下旬にも実施する方向で調整していることがわかりました。
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同社は、在庫保有リスクを避け生産を一時停止する措置を1月より実施していましたが、承認を見越して先月末よりレントン工場で生産を再開させています。また問題視されていた、配線の配置に関しても解決策をエアライン側に示しているとされ、昨年3月から運航停止が続く同機の復帰が近いことが予想されます。
当初の計画では、月産57機まで増やす計画としていましたが、新型コロナウイルスの影響もあり航空機需要が低下しており、キャンセルも増えることが予想されるため、低水準で生産が続くものとみられています。
ボーイングは5月の旅客機の納入がゼロとなっているほか、開発を進めるB777Xのローンチカスタマーであるルフトハンザドイツ航空やエミレーツ航空が厳しい状況に置かれていることもあり、今後も問題は山積みとなります。
参考記事:investors business daily 画像引用:Boeing
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