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エアリンガス、最大で500名の人員を削減へ

IAG傘下のアイルランドのエアリンガスは、最大で500名の人員を削減する計画であることが明らかになりました。

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対象となるのは、全従業員4,500名の内の最大500名とみられ、230人のパイロットと客室乗務員、120人の業務サポートスタッフ、100人の地上作業員、50人の整備士となります。

同社は、今回の人員削減に至った経緯について、政府が導入した入国者に対しての14日間の隔離措置とする水際対策も影響したとしており、間接的に政府を批判しています。なお労働組合側は、会社と人員削減人数が最小限になるよう、協議を行っているとしています。

強力な資金力を誇る同グループも、新型コロナウイルスの影響により甚大な損害を受けており、先日にはレベルヨーロッパが破産申請を行うことが発表され、主力のブリティッシュエアウェイズ・イベリア航空も人員削減や機材構成の見直しなどを進めコスト削減を図っており、当面厳しい状況が続くことが予想されます。
参考記事:The Irish Times 画像引用:Air Lingus

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