ノックスクートの取締役会は、新型コロナウイルにより需要が減退し、今後の需要回復が見込めないことから、会社を精算する決議を行ったことを発表しました。
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画像引用:Nokscoot
同社は、6月24日に保有機材を3機削減し4機体制にすることを発表するなどし、事業再建へ向けた動きをみせていましたが、取締役会は止む無く会社清算という判断を下しています。
同社は、2014年にシンガポールのスクートとタイのノックエアが出資して設立され、中国・日本・台湾・インドへ路線展開し長距離LCCとして運航していましたが、今後日本(成田・関西・新千歳)からバンコクまでの格安な移動手段であった1社が減ることになります。
なお株主であるノックエアは、今回の清算において自社への影響は無いとコメントを発表しています。今後は、約2週間後に行われる株主総会で、最終決議を行う見通しとなっています。
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