成田空港 統計

成田空港、2020年5月の空港運用状況を発表 航空旅客数が2ヶ月連続で過去最低も国際線貨物便は過去最高

成田空港(NAA)は、2020年5月の空港運用状況を発表し、国際線旅客便発着回数は5月として過去2番目に少ない一方、国際線貨物便発着回数は2ヶ月連続で過去最高の発着回数を記録しました。

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【5月の航空機発着回数】前年同月比66%減の7,545回
国際線:前年同月比85%減の2,336回
国内線:前年同月比86%減の632回
国際貨物便:前年同月比76%増の3,449回※過去最高

【航空旅客数】前年同月比98%減の89,640人
国際線旅客数:前年同月比98%減の53,535人、◆外国人旅客数(前年同月比99%減の17,732人)◆日本人旅客数(前年同月比99%減の11,753人)
国内線旅客数:前年同月比94%減の36,105人

国際航空貨物量は、国際線旅客便の運休・減便により、貨物スペースを活用した輸送量が減少したものの、国際線貨物便が多数運航されたため、国際航空貨物量は137,766tとなり、前年同月比15%減となっています。

新型コロナウイルスの影響による入国制限の影響により、多くの国際線が運休となり空港の経営にも大きな打撃を与えており、今後も先が見通せない状況が続きます。
しかしながら国内線においては、ピーチが全便の再開した上で新路線となる釧路・宮崎線の開設、ジェットスタージャパンも全路線の再開を計画するなど、今度国内線においてどこまで需要を喚起できるか注目されます。
また京成電鉄もスカイライナーの割引券を販売するなど、業界全体で需要を喚起する動きが出始めています。

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