FSC 航空ニュース

カンタス航空、2021年3月末までの国際線の予約受付を停止

カンタス航空は、2021年3月末までの国際線の予約受付を停止したことがわかりました。

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これまで10月下旬までの運休を決定していましたが、現段階では冬ダイヤ分の予約受付が停止され、来年の夏スケジュール開始となる2021年3月28日からの運航分のみの予約を受け付けていることから、近日中に正式にアナウンスされる可能性があります。

オーストラリア政府は、国際線の早期再開に積極姿勢でないことが伝えられており、カンタスグループは当面国内線事業に集中することが考えられます。既に国内旅行の需要喚起を目的としセール運賃を設定して販売していますが、売れ行きは非常に好調であるとし、傘下のジェットスターは4時間で10,000席を販売したことも明らかにされています。

カンタスグループは、業績回復へ向け3年間で150億ドル(約1.1兆円)のコスト削減し23年度以降も年間10億ドルの継続的なコスト削減を目指す計画を発表しており、6,000人の人員削減を行うほか、国際線用機材を中心とした最大100機の運航を今後1年間停止し、新機材として受領予定であったA321neoとB787-9の受領を延期します。このような計画であることから、Alan Joyce CEOは、短期的に小さいエアラインになると公言しています。Photo : Qantas

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カンタス航空、正式に退役が決まったB747の最終フライトセレモニーを国内3箇所で実施

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