羽田空港 航空ニュース

国交省、羽田新飛行ルートの各種データを定期的に公表することを発表 6月30日までの落下物は0件

国土交通省は、2020年3月29日から運用を開始している羽田空港の新飛行経路について、各騒音測定局の騒音測定結果や部品欠落の報告件数・内容、新飛行経路を運航した航空機の便数等について、ホームページで定期的に公表することを発表しました。

今回発表された新飛行経路運用開始後(3/29~4/30)の騒音測定結果については、住民説明会等で示した推計平均値と実測値の平均を比較したところ、約65%は推計平均値の範囲内、推計平均値以上/以下はそれぞれ約18%だったとしています。

また新飛行経路の運用開始以降(2020.3.29~6.30)、新飛行経路において確認された落下物は0件でした。なお羽田空港を含む主要7空港において、到着後の機体を徹底的に点検した結果、2019年度に確認された部品欠落の総計は928個であったことが公表されています。

なお羽田空港に離着陸する航空機の飛行コース及び騒音測定局で測定した騒音値については、「羽田空港飛行コースホームページ」においても、アクセス日の前日から1ヶ月前までの記録を確認できます。Photo : 国土交通省

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