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日本とシンガポールの双方で出入国規制を緩和へ 9月より行動範囲を限定した形で入国後ビジネス活動が可能に

8月13日、茂木外務大臣は、シンガポールのビビアン・バラクリシュナン外務大臣と日シンガポール外相会談を実施し、9月から両国間で出入国規制を緩和することで一致しました。

両外相は、両国間で入国後14日間についても、行動範囲を限定した形でビジネス活動が可能となる「ビジネストラック」と駐在員等を念頭に置いた「レジデンストラック」(入国後14日間の自宅等待機あり)について、9月の開始を目指すことで外相間で合意しました。

これにより、現在の規制となる入国後14日間の自主隔離期間期間が免除され、行動範囲を限定すれば、ビジネス活動が可能となります。既にタイとベトナムにおいては、2週間の隔離措置を条件に駐在員の往来が可能となっていますが、今回のように2週間以内に行動が可能となる取り決めは初めてとなります。

現在日本~シンガポール間は、成田発着でJAL・ANA・シンガポール航空、関西発着でシンガポール航空が減便して運航を継続しています。Photo : 外務省

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