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インド政府、エアインディアの株式取得意向表明書の提出期限を10月30日まで延期

インド政府は、エアインディアの株式取得意向表明書の提出期限を2020年10月30日まで延期としました。

当初の計画では、3月17日まで同社の株式取得への関心を示すEoI(Expression of Interest)意向表明書を募る予定となっていましたが、新型コロナウイルスの感染拡大により時期が相応しくないと判断し、その後度々延期となり今回が4回目の延期となります。

これまでのところ、インド市場で勢力を拡大するビスタラにも出資しているタタグループが、買収を検討しているとの報道や、ルフトハンザグループ、エティハド航空、シンガポール航空の名前も今月になって取り沙汰されています。

インド政府が民営化を試みるのは今回が2回目となり、前回は2017年に民営化する事を決定し2018年から入札を受け付けましたが、多額債務を理由に入札企業が1社も現れないという結果に終わりました。今回も入札企業が無い場合は会社解散も視野に入れているとの現地報道もあり今後のエアインディアの行方が注目されます。Photo : Air india

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